2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

100冊の本に挑戦  田代尚嗣「仏教 108の謎」

この本は副題に 知っておきたい智慧としきたり とあるように、仏教について知っているようでわかってないいろいろなことが分り易く解説されている。 たとえば、「仏教では死後の世界は二つある?」「地獄はどこにあり、どんなところ?」「仏様は一体何人いる…

麦の穂が伸びてきた

雨ばかりの天気が続くが、ようやく近くの麦畑では麦の穂が伸びてきて、ところどころ黄緑色に変わってきた。 もう少しするとこれが綺麗な黄色に変わっていく。 この麦の色の変化を眺めるのも楽しいものだ。 大麦,ライ麦と種類は違うが、それぞれに近づいてく…

100冊の本に挑戦  梅原猛「思うままに 神と怨霊」

梅原猛氏は京都大学出の哲学者であるが、それゆえに一般的にむつかしそうな近寄り難い感じが持たれているようだ。私が梅原猛氏の本で最初に読んだのは「隠された十字架 法隆寺論」であった。この本はほんとにすごかった。 何がすごいというと、法隆寺や聖徳…

100冊の本に挑戦 赤川次郎「三毛猫ホームズの推理」

赤川次郎の三毛猫ホームズの推理を読んだ。 ユーモアミステリーというジャンルの代表的な作家であるが、それこそなかなかユーモアたっぷりで読んでいてどんどん進んでいく。 筋書きとしてはちょっと無理がるかなという部分も無きにしもあらずであるが、そこ…

100冊の本に挑戦  森村誠一「絆の証明」「ビジョン」

今日は森村誠一さんの「絆の証明」「ビジョン」を読み終わった。 森村さんの作品は現代社会の歪や人間関係のほころびなど、現実的な問題点の指摘がかなり的確に表現されることが多い。 今回読んだ2作品も同じような問題点が男や女たちの様々なつながりの中で…

桜の花に学ぶ

桜の花が咲いたと思ったら、もう散り始めている。 桜の木も大変だなといつも思う。一年かけて花を咲かせる時期までじっと我慢して、一気に一週間だけ花をこれでもかと大きく開いてみせる。 私のような人間にはとてもできないガマン強さだ。 下手な教養書やビ…