2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

100冊の本に挑戦 松本猛・菊池恩恵「失われた弥勒の手」

信州安曇野(アズミノ)で事故死した父の残した手がかりを元に、主人公である息子が安曇族の謎に挑戦しながら自分の家系の元を次第に明らかにしていく話になっている。主人公とその友人と、旅先で知り合った韓国人の女性友達二人との共同作業で、かつてBC5〜…

100冊の本に挑戦 陳舜臣「中国美人伝」

中国の四大美人とは一般的に 楊貴妃、王昭君、西施、虞美人の四人と言われているが、この本の中にはこの内、王昭君と西施が含まれている。西施は春秋時代の越の美女で、呉越戦争中和睦のために呉に嫁ぐが、あまりの美しさに呉王は政治に集中できず国を傾け越…